2010年10月18日月曜日

ハワイ出張


2002年9月xx日
 順調なスタートを切ったものの米国本社の銀行口座の開設がまだでしたので、日本での仕事は社員に任せてハワイに出張に行きました。
ホノルル空港に到着後ワイキキに移動し、法人設立を手伝っていただいたDigital Point, Inc.の方と合流後、付き添っていただきハワイ州では有名なFirst Hawaiian BankのWaikiki Branch(ワイキキ支店)を訪問しました。ハワイは日本人が多いせいか、First Hawaiian Bankでは日本人の方が応対してくださり、日本語で法人口座の開設を行っていただきました。
 ここでの必要書類は以下のとおりでした。(現在は変更されているかもしれませんので必ずご自身でご確認をお願いします。)

・Certificate of Good Standing(設立証明書[会社存在証明書])
 「こういう会社は確かに存在しています」というハワイ州発行の証明書。
・Statement of Business operation(業務方法書)
 その名の通り、営業所の場所などが記述されています。
・Articles of Incorporation(基本定款)
 その名の通り、定款です。
・Bylaws(付随定款)
 細かな内容は、こちらの付随定款のほうに記述されます。
・現金またはトラベラーズチェック
 資本金に設定した額。資本金が1,000米ドルであれば、1,000米ドルです。なお、銀行ですので日本円でも受け付けてもらえます。両替のプロセスに若干時間がかかりますが気になるほどではありません。

 通常は、これらの書類は、登記時にまとめてファイリングされますので、実際は登記時に使用した書類一式がファイリングされたファイルを持参するだけで良いです。

 あとは、当然ながら印鑑は通用しない世界ですから、サインが必要になります。英文でも日本語でも良いですが、出来れば英文で出来るように練習を積んでおいたほうが良いです。私の場合は、外資系に勤務していたため雇用契約などで何度も英文でサインをしていたのが役に立ちました。
 ちなみに、漢字を見たことのない人たちに漢字でのサインを見せると「何この記号?これサイン?変わってるね。」と言われることもありました。

ということで、その他必要な手続きを済ませた後、少し観光してから帰国しました。

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